ABOUT EAR
耳について
- 騒音が耳に与える影響
- 騒音から耳を守る方法
音をさえぎる能力を示す数値です。耳栓を装着することで、着用者がその環境の騒音をどの程度下げることができるかを示す目安値で、周波数によってその値は異なります。
耳栓の遮音性能を表す公的な数値で、NRR(Noise Reduction Rating)はEPA(米国環境保護庁)によって定められる遮音性能の指標です。
データのバラツキを表わす値です。この値が大きいほど平均値からのズレが大きくなります。
大気圧の変動が1秒間に繰り返される(振動する)回数で、ヘルツ[Hz]という単位で表現します。
一般的に、85dB(デシベル)以上の音に持続的にさらされると、急激な難聴が起こるとされています。これほどまでに大きな騒音でなくても日常的にある程度大きな音量にさらされ過ぎると耳に良くない影響が出始める、と言えます。
例えば目のように意識して開けたり閉じたりなどはできないのが耳の構造ですから、何かに集中したい、または何もしたくない時には、耳に入ってくる余計な情報・ノイズをカットしてあげるのが最良です。その手段として耳栓はお手軽なアイテムといえます。
耳から入った音が大きければ『うるさい!』などのように脳が判断してくれます。
『この音、聴いていたくない。』と感じた時には耳栓をしてノイズを軽減するのが耳のためには良いことです。
出かけたライブでスピーカーの近くの席だったりした場合はもちろん、新幹線の車内販売の声を聴かずに寝ていたい、通勤の車内で読書に集中したいなど、ご自分きっかけで積極的に耳を休ませてあげましょう。
耳鼻科医 池田麻子先生
東京・東中野にあるメディカルコート池田耳鼻咽喉科副院長
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
上記アンケート結果が示すように、耳栓の使用用途は多岐にわたっています。
安眠のため、集中したい時、電車・バス・飛行機などでの移動時、水泳・入浴時の防水など、あらゆるシーンで活躍しています。
その中で、安眠のための使用は全体の約60%を占めています。
騒音をシャットアウトするという意味で、寝つきの悪い方、よく眠れない方に耳栓は有効なツールの一つなのかもしれません。