No. 003
3月3日は「耳の日」
3月3日と言えば「ひな祭り」ですが、実は「耳の日」でもあります。
「耳の日」は、難聴と言語障害をもつ人々の悩みを少しでも解決したいという社会福祉への願いと「33(ミミ)」の語呂合わせから、昭和31年、日本耳鼻咽喉科学会の提案により制定されました。
また、世界でもWHO(世界保健機関)によって国際耳の日“World Hearing Day”(ワールド・ヒアリング・デー)として定められています。
難聴について考える
そんな「耳の日」に、普段あまり意識しないで使っている「耳」について少し考えてみましょう。
皆さんは、難聴と聞いてどんなイメージを持ちますか?
例えば、「老化で耳が遠くなる」や「アーティストの人がなっているイメージ」などがあると思います。
しかし、私たちの身近な生活の中でも、難聴になる恐れはあります!
WHOは、スマートフォン等で、大音量で音楽を聴く若者の増加を懸念し、世界の12~35歳人口の約半数にあたる11億人に難聴のリスクがあると警鐘を鳴らしています。
難聴とは、大きな音を繰り返し聴くことで、発生する場合もあるのです。