No. 005
電車の騒音対策にも
新型コロナウイルスの感染予防対策として、鉄道では車内換気が定着してきました。
それでも慣れないのが、車内の騒音…
今日は、そんな車内で快適に過ごせる方法をご紹介します。
車内の騒音レベルを図ってみた
新型コロナウイルスの感染リスクを低減するため、電車やバス車内の窓開けによる車内換気が広がりました。
一方、「走行音」は大ボリュームで直接私達の耳に入ってくるようになり、SNSでは「車内アナウンスが聞き取れない」「隣の人の声も聞こえない」「鼓膜が破れそう」などといった声があがっています。
そこで、どれほどの騒音なのか、実際に車内の騒音レベルを図ってみました。
これは、車内換気を行っている地下鉄の車内、運行中に測定した音量(値:デシベル(dB))です。
約80dBで推移し、カーブやトンネルでは90dB以上の騒音であることがわかりました。
使用したアプリ:デシベルX
この騒音は、パチンコ店やライブハウスに近い騒音レベルで、継続的にこの騒音を聞き続けると難聴などの聴覚障害を引き起こす可能性があります。 (WHOでは、1日に聞いて問題のない時間を90dBで2時間30分、100dBで15分までとしています。)